2012年10月6日土曜日

茨城県南部と千葉県・東葛地区の10市町で土壌に含まれる放射性セシウム平均4万ベクレル超_常総生協(守谷市)・土壌沈着量調査結果_甲状腺に嚢胞やしこり、腫瘍・こども東葛ネット_北柏ふるさと公園で1万5292ベクレル_千葉市流山市成田市多古町のユズ柚子

白井市10万ベクレル・三郷市6万6千ベクレル・印西市4万ベクレル・越谷市9千ベクレル
●日暮里放射能測定所にっこり館 各地の土壌測定結果
http://www.bq-check.jp/各地の土壌測定結果/
(一部抜粋)
186 千葉県印西市 通学路 40,565 Bq/kg
150 埼玉県越谷市  雨どい 9,014 Bq/kg
146 埼玉県三郷市南部地域 一般家庭のコンクリート上のかき集め 66,057 Bq/kg
134 埼玉県川口市  大型商業施設の芝生広場 3,863 Bq/kg
085 千葉県白井市  通学路 101,603 Bq/kg


流山市のユズ柚子から74ベクレル
●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第493報) 平成24年10月05日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002lenv-att/2r9852000002lero.pdf
(セシウムが検出された千葉県の農産物を抜粋)
鎌ヶ谷市 クリ栗48 Bq/kg、キウイフルーツ2.1 Bq/kg
睦沢町 クリ栗16 Bq/kg
君津市 クリ栗3.9 Bq/kg・4.0 Bq/kg・7.6 Bq/kg
佐倉市 カキ柿3.7 Bq/kg
長柄町 落花生3.9 Bq/kg
勝浦市 キウイフルーツ3.5 Bq/kg
富津市 温州ミカン4.7 Bq/kg
千葉市 ユズ48 Bq/kg
流山市 ユズ39 Bq/kg・41 Bq/kg・74 Bq/kg
成田市 ユズ34 Bq/kg
多古町 ユズ19 Bq/kg
(栃木県茂木町のユズ 6.1Bq/kg)

●ベストアンドワースト 2012年10月4日
千葉県柏市「北柏ふるさと公園」の歩道の土から1万5292ベクレル!
http://www.best-worst.net/news_aiMh7kfaiY.html
■またしても千葉県北西部!
2012年9月29日、ブログ「チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~」にて千葉県柏市の「北柏ふるさと公園」の歩道から1キログラム当たり1万5292ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが発表された。


1万5292ベクレル。
子供たちが遊ぶ公園の歩道が、この数値!
こんなものが、公園のアチコチに分布しており、子供が触っている可能性が大いにあるのです。
ドラム缶に入れ、厳重に管理しなければならない国の放射性廃棄物の基準は8000ベクレルです。
なのに、これを大幅に上回るレベルのものが、公園の至るところに無数に広がっているせいで、子供たちの目の前に、管理もされずに放置され、直接手で触れることさえあるという現実。
これはダメじゃないの?

この地点はとくに立ち入り禁止ににもなっていない。子どもが遊ぶ公園である。非常に危険を感じるのは確かだ。また犬などのペットにとっても危険だろう。
また、同市内の別公園の砂場からは597ベクレルの放射性セシウムが検出さたとしている。


その砂場では誰かが遊んだ形跡があるのである。



■柏市に確認したところ……
この件について柏市の公園管理課に電話取材を行った。


まず、このブログの存在は知っているとのことである。そして問い合わせも何件かきているとのことだ。
担当者によると「北柏ふるさと公園」の除染作業は、今現在行っている最中であり、除染が済んでいない地点でこのような場所があるのは想定できるとのことである。
また、柏市の除染基準は「ベクレル」ではなく「空間放射線量」が毎時0.23マイクロシーベルを超えた場合を対象としている。
同地点は当然、その値を超えているので除染の対象となる。

■なぜ立ち入り禁止にしないのか
まず、柏市の事情でいえば「立ち入り禁止」にする権限がないのである。
これが、かつて発見されたような高放射線量を計測したような地点であれば、即時対応も可能であるが、0.23マイクロシーベルを多少超えたというだけでは、そこを立ち入り禁止にするのは法的な根拠が無いのである。
また、柏市のようにホットスポットを数多く抱える自治体で毎時0.23マイクロシーベルトの地点を全て立ち入り禁止にしていたらとんでもないことになる。人でも足りないということだ。
千葉県柏市の場合は、自治体が独自判断で動けるレベルを超えて汚染が進んでいるともいえるのではないだろうか。
千葉県北西部、茨城県南部の放射性セシウム汚染地域には、国の支援が必要ではないかと考える。


これでいいのか?!


●朝日新聞 2012年09月24日
土壌セシウム、平均4万ベクレル超
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001209240003
 県南部と千葉県・東葛地区の計13市2町の土壌に含まれる放射性セシウムを民間団体が調査し、23日に結果を公表した。10市町で1平方メートルあたりの平均が4万ベクレルを超えていたとし、国や自治体に対し、汚染や健康への影響について詳細な調査を求めたいとしている。
 調査したのは、常総生協(守谷市)と、「こども東葛ネット」などの市民団体。1月から9月にかけて主婦ら300人以上が参加した。
 対象の自治体を1キロ四方に区分け、地表1~5センチの土を調査した。1区画ごとに5カ所、計1キロの土を採取。計1532区画から984サンプルを集め、常総生協の機器で検査した。

以前からかなりの汚染地域だと
分かっているのに・・・

●常総生活協同組合
土壌沈着量調査結果
http://www.coop-joso.jp/radioactivity/result_soil.html
(一部抜粋)
龍ヶ崎市

守谷市

我孫子市

柏市(北部)

柏市(南部)

流山市

松戸市


●こども東葛ネット
http://tohkatsunet.wordpress.com/
原発爆発後、北風によって放射性プルームが茨城県から千葉県北西部に流れ、降雨によって土壌が汚染されました。発災当初の汚染から内部被曝があったのかどうか?。
放射性プルームと降雨の影響で汚染されたセシウム汚染沈着量は、千葉県北西部で平均でも8万~10万ベクレル/㎡であったことがわかってきました。
柏市や松戸市、茨城県内の子どもたちにも甲状腺に嚢胞やしこり、腫瘍が発見され始めており、母親たちは不安にかられています。

『茨城県南部と千葉県北西部での土壌汚染調査プロジェクト 』 記者会見
http://tohkatsunet.wordpress.com/2012-09-23_kisha_kaiken/
(一部抜粋)
【主催】
放射線対策をすすめる東葛・茨城県南部ネットワーク
千葉県北西部および茨城県の土壌汚染調査プロジェクト
【協賛】
環境とエネルギー・柏の会
常総生活協同組合
こども東葛ネット
自給エネルギーの会
放射能汚染からこどもを守ろう@竜ヶ崎
ママ友の会(竜ヶ崎)
我孫子の子どもたちを放射能汚染から守る会
常総市の子ども達を守る会
子供の未来を守ろう@うしく
生活クラブ県央ブロック(茨城)
放射能汚染から子どもを守ろう@つくば
放射能汚染から子どもを守ろう@守谷


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